副業カンケイ人口プロジェクト参加者レポート|社会福祉法⼈⼤⾕ゆめみらい 高坂彩菜さん

副業カンケイ人口プロジェクトとは?

新潟市の地域や産業の課題をテーマとして、オーナー事業者と関東圏のさまざまな業種・職種の社会人がひとつのチームとなり、約3か月間ともに取り組むプロジェクトです。今回は3つのプロジェクトよりこれまでの取り組みや成果について発表し互いに意見交換を行い、ゲストアドバイザーからもフィードバックをいただきます。

プロジェクト概要

はんこの大谷として印章業界のトップを走り続けてきた大谷は「社会福祉に貢献する集団を作る」という経営理念のもと、2018年から訪問看護事業と障がい者の就労移⾏⽀援事業を開始し、2020年5月11日にベーカリー「パンも大谷」にリニューアル。そして、パン事業にはとどまらず、うどんの大谷さんとして二刀流にへの挑戦や、世界に通⽤するウィスキー蒸留酒の製造も展開してます。各事業で就労⽀援を目的とした障害者雇用をしていますが、今回は労働環境についての課題と向き合います。

今回は新潟市副業カンケイ人口として、社会福祉法⼈⼤⾕ゆめみらいのプロジェクトに参加した高坂彩菜さんに話を伺いました。

インタビュー

ー 今回のプロジェクトへの参加経緯についてお聞きしたいです。どのようにして参加され
たのですか?

以前より副業やカンケイ人口に興味があったことが参加の大きなきっかけです。
最初はどのプロジェクトに参加したいということは具体的には決まっていなかったのですが、面談を通して、今の自分の仕事である企業の販促企画に一番近いプロジェクトだった「社会福祉法⼈⼤⾕ゆめみらい」に決めました。

ー プロジェクト参加中に得られた経験や成長について教えてください。

プロジェクトでは、職場環境の改善・取扱商品や作業スケジュールの見直し、そしてブランディングや集客などを学びました。特に、PRの重要性やチームワークの大切さを実感しました。メンバーとの協力やコミュニケーションも成長につながりました。

コンセプトの重要性についても考えさせられました。例えば、当初は店舗として打ち出したいポイントが複数あり、定まっていませんでした。その中で「パンも大谷」はこういった店舗ですと一貫性を持った打ち出しをすると、それに伴い、ブランディングを大きく前に進めていけると感じました。

また、SNSで集客したとしても、お店にパンが揃ってなければ、意味がありません。この視点がきっかけで職場環境の改善・取扱商品や作業スケジュールの見直しなども進めていったのですが、こういった形で他のメンバーの発言での気づきがたくさんありました。

ー 他のメンバーとの関係性や協力についてはどうでしたか?また、今後についてもお話
を聞かせてください。

メンバーとの関係は良好で、お互いに協力し合いながらプロジェクトを進めることができました。特に、大谷さんのスタッフの皆さんからサポートしていただいたこともプロジェクトを進める上でとても助かりました。コミュニケーションやリーダーシップのスキルも向上しました。

個人的には今回のプロジェクトに参加し、さまざまな立場や年齢・所属などの人たちと出会ったことで改めて、将来は自分自身で事業をしていきたいと強く感じました。

今後も「社会福祉法⼈⼤⾕ゆめみらい」をはじめ、新潟に引き続き関わり続けていきたいと思っています。最終発表から行けていないので、また新潟にも足を運びたいです。

ー 最後に、今回のプロジェクトをどんな方に勧めたいと思いますか?

そうですね、何かを始めたいと思っている方や、一緒に物事を進める仲間を探してる人におすすめしたいです。一言でいうと、今の現状をもどかしいと思っている人です。一緒にプロジェクトを進めていく仲間に出会えると思います。