PROJECT

「新潟の労働⼒不⾜を”短時間労働”で解決する」全員参加型社会の実現

プロジェクトオーナー:株式会社バウハウス

プロジェクト概要

ホワイトカラーの職種ではDX化やリモートワークなどで労働⼒不⾜解消や働き⽅改⾰をしていますが、地方に多いブルーカラー(工場や建設といった現場で働く肉体労働者や生産現場の仕事を担当する作業員)は、未だ解決できる糸⼝がありません。

この状況を解決するために、多様な労働⼒の確保と新たな働き⽅の実現、またそのターゲットを対象とした新たな採⽤⽅法の構築に向けたプロジェクトです︕

想い・ビジョン

労働⼒不⾜は⽇本全体の問題です。しかし、清掃など現場の作業は「人」にしかできないことが大半で、DX化やリモートワークの恩恵を直接受けることも難しい状況です。

その解決に向けて、協働型ショートタイムワーク(障がい者や子育て中の主婦、高齢者など、多様な人が短期間でも柔軟な働き方ができる仕組み)を構築し、持続可能な新潟市を実現したいと思っています。

課題

  • ビルメンテナンスという仕事の特性上、早朝や夜間、休祝日などの仕事が多く、求人を出しても応募が少ない(応募が無い)こと
  • 賃⾦が⾼い⽅に流れる、また⽇払いできる企業に流れてしまうこと
  • 求人方法がマンネリ化しており、求人広告の費用対効果もよくないこと
  • 人が定着しないので教育に手間がかかってしまっている。定着支援の必要性を感じるが手を打てていない

目指したい姿

  • 多様な働き⽅をする⼈材が常におり、業務が適切に⾏われる状態
  • ノウハウを展開することで自社だけでなく自社だけでなく、業界そして他のブルーワークにも貢献する事業に育てたい
  • 発注者の社会価値創造「SDGs・ESGなどに貢献」するようなメリットを構築したい

こんな人に来てほしい!

  • 首都圏在住
  • プロジェクトに興味を持ってもらうのはもちろんだが、日本の大きな経営課題であるので、それを解決したいという気概のある方ならどなたでもWELCOMEです。(今は人材分野に関わってきた方、人材マッチングアプリ開発に興味のある方が思いつくところですが、それ以外の業界の方も歓迎です)

 

PROJECT OWNER

株式会社バウハウス

それは、2008年のことです。新潟市内の特別⽀援学校から弊社に清掃実習の依頼がきました。
子どもたちは企業の就職を目指して一生懸命お掃除のやり方を覚え頑張ります。しかし当時、就職できる子は皆無に等しい現実が待っていました。子どもたちの希望をつくるために教えてきたのに、受け入れてくれる社会が形成されていない。
すべてはそこが、私たちバウハウスのソーシャルビジネスをはじめるきっかけでありました。

私たちバウハウスは、『社会的価値あるビジネスを起こし、持続可能な豊かな未来を創造する』ことを理念に掲げ、環境づくり・社会づくり・まちづくりなど、あらゆる分野で垣根を超えた協働、公⺠連携などのパートナーシップを形成し、経済的価値だけでなく社会的価値も同時に実現する共通価値を創造(CSV)し、社会に貢献してまいります。

企業HP:https://www.bauhaus-niigata.co.jp/about/

肥田野 正明

創業1992年、ビル清掃業を⽴ち上げました。地域の依頼で障がい者の清掃指導を頼まれることになり、障がい者と関わることが広がっていきました。これまでは障がい者の働ける場だけを創造してきました。しかし近年は障がい者だけでなく、多様な⼈材採⽤が必要であると感じ模索しています。