副業カンケイ人口プロジェクト参加者レポート|株式会社パッチワークAKIHA 竹島彩さん

副業カンケイ人口プロジェクトとは?

新潟市の地域や産業の課題をテーマとして、オーナー事業者と関東圏のさまざまな業種・職種の社会人がひとつのチームとなり、約3か月間ともに取り組むプロジェクトです。今回は3つのプロジェクトよりこれまでの取り組みや成果について発表し互いに意見交換を行い、ゲストアドバイザーからもフィードバックをいただきます。

プロジェクト概要

⾃然豊かな⾥⼭、かつて産出量⽇本⼀を誇った⽯油とSL始発駅だった鉄道の街としての歴史、今でもどこか懐かしい街並みを残し、魅⼒がたっぷり詰まった旧新津市を中⼼とする新潟市秋葉区。そんな秋葉区をもっと多くの⽅に楽しんでもらうための拠点をつくりたい、という想いで、この度古⺠家を改装した宿泊施設「スロウプハウス」を11月にオープンします。
スロウプハウスのオーナーはコンテンポラリーダンサーのご夫婦で、宿のコンセプトは、『泊まれる劇場』。地元の方も遠方の方も、新津を愛する人々が集う場所にしていくためのオープニングを一緒に盛り上げてくれる人を募集します︕

今回は新潟市副業カンケイ人口として、株式会社パッチワークAKIHAのプロジェクトに参加した竹島彩さんに話を伺いました。

インタビュー

ー まず、今回のプロジェクトへの参加経緯についてお聞きしたいです。どのようにして参加されたのですか?また、新潟市には今まで来たことはありましたか?

わたし自身が地方出身ということもあり、以前から地方創生に興味を持っていたため今回のプロジェクトに参加しました。今はデータ通信企業に所属しているのですが、仕事にも繋がる点もあったと感じています。
また、新潟市は初めてでしたが足を運ぶことができてよかったと思っています。新潟駅のある新潟市中央区とスロウプハウスのある新潟市秋葉区では全く街並みの景色が違っていて、驚いたのを覚えています。

ー プロジェクト参加中に得られた経験や成長について教えてください。

プロジェクトについて結構大変だったということが率直な感想です。年齢や立場、バックグラウンドが異なる人たちが集まっていたこともありますが、なかなかプロジェクトが前に進まないという場面もありました。

特に私が参加したパッチワークAKIHAのプロジェクトでは、さまざまな立場の方が集まる場面が多々ありました。例えば、高校生・地域の人・議員さんなどの年齢層も幅広いため、それぞれの意見をまとめるという点に難しさを感じました。

ただ、結果的に今回のプロジェクトの舞台であるスロウプハウスを使用して「秋葉プロジェクト会」というものを開催できたのはよかったです。

ー 秋葉プロジェクト会とはどういったものですか?また、竹中さんはどういった役割で参加されたのですか?

”全員が主体・多様な参加者・小さく機敏”というアジャイルな地域づくりを目指すために「秋葉プロジェクト会」を1月に実施したもので、社会人〜高校生まで26名が参加してくれました。わたし自身はファシリテーターとして参加をしました。意見をまとめたり、意見を出しやすい雰囲気を作ったりということをしました。

実際にさまざまな方の意見を聞きながら、この会で出たコンテンツを事業化したいという思いも生まれ、大変でしたが、良い時間だったのではないかと感じます。

ー 最後に、どういった方にこのプロジェクトを薦めたいですか?

私は、このようなプロジェクトに興味を持ち、自己成長やチームワークを身につけたいと考える方に、積極的に参加を勧めます。特に、地域創生や地域活性化に関心を持つ方や、新たな挑戦に興味を持つ方におすすめしたいと思います。