新潟市副業カンケイ人口プロジェクト|株式会社パッチワークAKIHA

2024年1月27日(土)NINNO3会議室にて新潟市副業カンケイ人口プロジェクト最終報告会が行われました。10月のキックオフ会、11月の中間発表会を経て、今回が最終報告会。新潟県内外から総勢50名以上が集まった会場の様子や参加者の声などをまとめていきます。

副業カンケイ人口プロジェクトとは?

新潟市の地域や産業の課題をテーマとして、オーナー事業者と関東圏のさまざまな業種・職種の社会人がひとつのチームとなり、約3か月間ともに取り組むプロジェクトです。 今回は3つのプロジェクトよりこれまでの取り組みや成果について発表し互いに意見交換を行いゲストアドバイザーからもフィードバックをいただきます。

プロジェクト概要

プロジェクトの経緯

10月と11月で2度に渡り秋葉区視察を行った。視察内容についてはパッチワークAKIHAの取り組みのヒアリングや施設見学、宿泊施設「スロウプハウス」オーナーへのヒアリング、秋葉区の現地視察などを実施。

秋葉区唯一の宿泊施設「スロウプハウス」は11月にオープン。しかし、運営オペレーション構築などが優先されているためプロモーションまで着手できていない現状があり、市外や県外から来た⼈に秋葉区の魅⼒を知ってもらうための体験プログラムや飲⾷店ガイドの作成を検討。

アクション①:「田植え×婚活」泥婚ツアーの企画

5〜6月は出会いの季節であり、田植えシーズン。普段は着飾る婚活パーティーで、あえて田植え体験をすることで”泥んこになって楽しむ”という斬新なアイデア。ゆくゆくは泥婚ツアーでマッチした2人で「泥んこウエディングツアー」という構想も。

アクション②:SLの出発駅「新津駅」を活用した企画

新津駅がSLの出発駅であることを利用し、鉄道に興味のある人・会津若松からSLで来た人をさまざまなシーンと組み合わせて秋葉区に呼び込む。

1月20日にスロウプハウスにてワークショップを開催。社会人〜高校生まで26名が参加し、プロジェクトメンバーもファシリテーターとして参加。3つのチームに分かれて、季節性×地域性×新規性を掛け合わせた秋葉区の魅力体験プログラムコンテンツを検討し、発表。プレスリリースを通し、メディアに取り上げてもらい、SNS で拡散される流れを作る。実際に出たコンテンツを事業化したいという思いも生まれた。

今後に向けて

今回アイデアとして出た活動の事業化に向けてブラッシュアップを続けていくパッチワークAKIHAチーム。そんな中で、今回関わったメンバー全員が「継続的な伴奏を続け、秋葉区のカンケイ人口として関わっていきたい」という声が上がったことが何よりも嬉しいと代表の馬場さんが話しました。引き続き、ヒト・モノ・カネの支援がもらえるようにプロジェクトに取り組み、成果を出していくと締めくくりました。

アドバイザーの伊東さんは「見せ方・やり方次第では非常に良い企画になりそうなものがある」と秋葉プロジェクト会で出たアイデアを見て話しました。また、ニュースリリースの話を交え、自身の実体験を交えながら「今後も相談してきてください」と一言。アドバイザーとの関係はまだまだ続いていくようです。