PROJECT

「社会福祉に貢献する集団を作る」会社の次なる挑戦
障がい者の方の「働きたい気持ち」を活かした事業転換モデルの構築

プロジェクトオーナー:社会福祉法⼈⼤⾕ゆめみらい

プロジェクト概要

はんこの大谷として印章業界のトップを走り続けてきた大谷は「社会福祉に貢献する集団を作る」という経営理念のもと、2018年から訪問看護事業と障がい者の就労移⾏⽀援事業を開始し、2020年5月11日にベーカリー「パンも大谷」にリニューアル。そして、パン事業にはとどまらず、うどんの大谷さんとして二刀流にへの挑戦や、世界に通⽤するウィスキー蒸留酒の製造も展開してます。

各事業で就労⽀援を目的とした障害者雇用をしていますが、今回は労働環境についての課題と向き合います。

想い・ビジョン

障害のある⽅がなかなか就職できない事例がある中で、まずは大谷で訓練をしてから企業へ就職して活躍していただきたい」という想いを語る大谷さん。

主役である障害をお持ちの方は、実はもっと働きたいという気持ちを持っています。その気持ちを活かし、地域に貢献できていると感じてもらうことで、事業も継続していくための新たな事業モデルを構築できたらと思っております。

課題

  • パン職⼈の退職等により、職⼈の⼈材不⾜から新しい商品開発が進めにくい現状があり、現在の設備を活かした新たなビジネスモデルを構築したい
  • 朝6時から就業、土日就業等、労働環境であり、人を集めづらい。
  • 障がいを持つ⼈たちの就労移⾏⽀援の雇⽤を⾏う社会課題に取り組んでいるが、有益な広報ができていない。

目指したい姿

  • 適切な労働環境を優先した働き方改革を実践した事業(店舗)運営
  • 新しい商品開発や持続可能な事業形態の検討、他事業との連携によるシナジー効果
  • 事業広報や効果的なプロモーションの実施
  • パン屋激戦区で生き抜くためのマーケティング

こんな人に来てほしい!

  • 首都圏在住
  • マーケティング経験がある方
  • 障害福祉に関するご経験やご興味のある方
  • ⾷品開発やレシピ開発の知⾒がある⽅(パンの開発であれば尚⼤歓迎︕)

PROJECT OWNER

社会福祉法⼈⼤⾕ゆめみらい

⺟体は株式会社⼤⾕で印章業。平成30年より社会福祉法⼈⼤⾕ゆめみらいを⽴ち上げ就労⽀援A型・B型・移⾏をしています。主に㈱⼤⾕の下請け業務と令和2年9⽉より「パンも⼤⾕」をオープンし就労⽀援事業としてパン屋さんを障害を持った利⽤者さんと一緒に運営している。現在の売り上げは8割が外販(8か所)2割が店頭販売。

社会福祉法人大谷ゆめみらいHP:https://otaniyumemirai.wordpress.com/

パンも大谷Instagram:https://www.instagram.com/pain_mo_otani/

伊藤且弥

㈱⼤⾕で印章製造を担当。令和3年8⽉より⼤⾕ゆめみらいに出向。パン製造経験はなく前任者よりレシピを引継ぎ利⽤者さんとスタッフで継続している。現在はサービス管理者で利⽤者さんの就労に向けてのサポートや各関係機関との調整が主な業務。